股の関節の音が聞こえたり、
足の開きが悪かったり、

左右の太ももにできるしわの数が違う、
左右の足の長さが違う、
歩き方がおかしい。

などからわかることが多いわ。
検診で先生に指摘される場合もあるわね。


臼蓋形成不全亜脱臼など軽度の場合は、
おむつや衣服のつけ方と
抱き方の見直しや
股関節の体操などで改善することができるわ。

でも完全脱臼の場合などは
一定期間だけ、俗に
“リーメン”と呼ばれている
装具をつけて生活するようになるわ。

これでダメな場合は牽引をしてみるの。

それでもダメな場合に手術となるのよ。

だたリーメンの装着で
かなりの確率で治っていくようだわ。


上の子が生まれてしばらく経ったとき、
母親に
“しわの数が違うわよ?脱臼じゃない?”
と言われたの。
不安になって書籍を読み漁ったけど、
たしかに左右のしわの数が違う・・・
実は足の長さも違う・・・
これはもしかして・・・と不安になったわ。
丁度3~4ヶ月検診があったから
まずそこで相談したの。
先生は確かに長さもしわも違うし、
開くときに少しカクカク言うものの
開き自体は問題がない。
う~~む。という感じだったわ。
“気になるなら病院へ。”というので

すぐ整形外科でレントゲンを撮って貰ったの。

そしたら全く異常なし。亜脱臼でもなかったのよ!
“1歳頃にもう一度来て下さい”って言われて
1歳の時に行ったけど やっぱり問題なかったわ。

あんなにはっきり左右での違いがあっても
自然の場合もあるのね。



首の筋肉の間に原因がわからない
しこりができてしまうから、
首がいつも左右どちらかに傾いてしまうのね。

赤ちゃんなどによく言われる
“向き癖”と思われがちなんだけど、
決定的な違いは反対を向かせようとしても、
筋が硬くなっているから
痛みが起こって
反対を向くことができない事。


殆どの場合1年程度で
しこりは
自然に消えてしまうわ。
だから心配はあまり要らないわね。

でも稀の稀なケースだけども、
顔面が非対称になってしまう
後遺症が残る場合も・・・

そう言った場合は手術をする事もあるのよ。


どうしても一方向を見ていると
頭の形がいびつになったりしてしまうものなの。

だからひどくならないように
たまに頭の位置を変えてあげたり、
クッションを入れてあげたりしてね。

気がついた範囲
チョット手をかけてあげるだけでも
全然違うものなのよ。


上に書いてある症状がこの病気の特徴で、
内反足と一言で言っても
足首が上に上がらない
踏まずから先が内側を向いている

などその形状はさまざま。

外反偏平足は赤ちゃんの時は
なくて当たり前の土踏まず
成長してもできずに
運動や長時間の歩行で疲れやすく、
痛む事が多い病気なのよ。


必要な場合は
ギプスで固定して矯正するのよ。
大体生後3~4ヶ月で治るんですって。

それでも治らない場合は手術をするようになるわ。

完治まで時間がかかるので
根気よく付き合っていかないとダメね。




脱臼のように抜けてしまってない状態で、
ひじの関節の靭帯がずれた状態なの。

とても痛むのよ。
ひじを曲げることすらできなくなってしまうわ。
腫れあがったりすることはないけど
かなり強い痛みで
腕をだらっとさせたまま動かさなくなるわ。


まずはできる限り動かさない
すぐに整形外科を受診してね。

整形外科で外れかかったものを
正しい位置に治してもらえば完了。

癖になりやすいから
注意することが大切よ。




ひざが内側を向いてしまっているのは
X脚
足を揃えて立つと膝はくっついてるのに
それより下が離れている状態になるわ。

O脚
両足を揃えて立ったときに
膝がくっつかない状態を言うの。

特に痛みなどはないわ。


X脚の程度がかなり強い場合は
装具などをつけて矯正するのが普通ね。

O脚の場合は手術という方法もあるけど
通常は装具で治ってしまうものよ。

X脚の場合は手術はしないのが普通よ。