中耳炎
症状は?
鼻汁、高熱、耳の痛み、耳だれが主な症状。
特に
黄色い濃い鼻水の時は要注意よ!
発熱も大きな特徴だから
熱が出たら
中耳炎を疑ってみるのも大事ね。
耳垂れがでる場合も多く、
お布団に
黄色い汁がついていたりしたら決定的。
機嫌も悪くなるはずなので
手を耳に持っていく事が多かったり、
逆に触られるのを極端に嫌がる場合は
中耳炎の疑いが濃厚ね。
治療は?
軽い場合は抗生物質の服用で治っちゃうわ。
でもひどい場合は
鼓膜を切開して
膿を出す必要があるわね。
鼓膜は破れても
再生するものだから
心配いらないわよ。
私の体験
小さい頃からウチの子は
鼻水をよく垂らしている子供だったから
耳鼻科には毎日のように通っていたの。
だから
“中耳炎になりかけてますよ”とか
常に
早期発見ができていたわ。
でも成長してきて鼻水がぐっと減ると
当然病院も通わなくなってしまってね。
ある日の朝方、突然
“いたーい!耳が痛ーい!”
と大騒ぎ。
耳の穴の周りには黄色い半乾きの
ポロポロした膿がべったり!!
朝方ではどうする事もできず、ひたすら朝を待って、
朝一番で耳鼻科に駆け込んだわ。
急性中耳炎って言われてお薬を貰って帰ってきたけど、
中耳炎って実はすごいのね・・・って実感したわ。
滲出性中耳炎
症状は?
高熱や痛みがなく、
耳鳴りや難聴の症状だから
子供から不快感を訴えてくることは
まずないと思った方がいいわね。
親も
見逃しがちな病気よ。
気をつけてみるとしたら、一般的には
呼んでもすぐに振り向かない
TVの音を大きくする
なんて行動が怪しいらしいわ。
治療は?
抗生物質や抗炎症薬で治療するけれど
治りが悪い場合は鼓膜を
切開する場合もあるようよ。
再発しやすい病気だから
風邪はきちんと治し、
鼻炎などもきちんと治療しましょうね。
私の体験
やっぱり子供たちが
頻繁に耳鼻科へ通っている間に
何度かこの病気にかかったわ。
全く気がつかなったけど・・・(汗)
でも病院の先生が言っていたわよ。
小学校入学前の
子供の難聴は
気がつきにくいものって!
外耳炎
症状は?
中耳炎よりも
痛みが強く、
ちょっと
触っただけでも痛いのが特徴よ。
発熱しても
微熱程度で
終わってしまうのも中耳炎との違い。
炎症がひどくなれば
膿もでて耳垂れが出るようになるわよ。
治療は?
軽ければ消毒と抗生物質・
軟膏や点耳薬などで治療するけど
ひどくなっている場合は
切開して膿を出してしまうこともあるわ。
私の体験
私自身が何度か
外耳炎をやっているんだけど、
これは
本当に痛いわね。
口をあけるのも痛いくらいになってしまうのよ。
多分、私の
耳掃除が乱暴
なのかもしれないわ。
だって・・・大好きなんだもの。
子供たちも徹底的に掃除してるんだけど・・・
これを書いていてちょっと反省したわ。(笑)
今日から耳掃除は
“優しく”がモットーね。
難聴
症状は?
まさに
聞こえが悪い。
それが症状なの。
自分から
訴えることはまずないから、
見逃してしまって
乳幼児健診や
就学時検診などで
発見されたりする事が多いわ。
片側だけの難聴や
軽度~中度の難聴の場合は、
言葉にも
さほど遅れがなく、
大きい音には反応するから
難聴と疑わないでしまい
見逃すケースがとっても多いんですって。
滲出性中耳炎などの
一過性のものは元に戻るから
心配いらないわよ。
治療は?
難聴で何よりも大切なのは
早期発見なんですって。
見逃しがちな病気なのに
早期発見が一番大事
というのは難しいわね。
でも早めに治療をしないと
発音が不明瞭なまま
言葉を覚えてしまって、
それを修正するのは
至難の業ということよ。
治療は、場合によっては
手術を行うケースもあるけど、
基本は
補聴器などを
併用しながらの
トレーニングになるようよ。