どんな病気?
かぜ症候群って言うのは、
鼻・のどなどに急性の炎症が起こった状態の
総称のこと。
風邪引いちゃった~なんて会話が日常茶飯事のように、
極ありふれた病気ね。
風邪の原因と言われる代表的なウイルスの数は
なんと
200種類以上!!
こんなに種類があるから一度かかって抗体ができても
全く同じウイルスに対する抗体しかできないから、
また違うウイルスの風邪をひいてしまうのね。
こじらせてしまうと肺炎などになる場合があるから、
単なる風邪と油断することがないようにしたいわ。
それから
生後4カ月未満の赤ちゃんの発熱は、
単なる風邪ではなく重大な病気の場合があるから
すぐに病院へいかなくてはダメよ。
症状は?
ウイルスの種類や、ウイルスが体のどこについたかで、
症状はかわってくるものの、主な症状は発熱・せき・鼻水ね。
ウイルスに感染すると、まずはそこに
炎症反応が起きて、
くしゃみ、鼻水・鼻づまり、のどの充血や痛み、
せきが出る、たんがからむなどの症状がでてくるわ。
それから熱、頭痛や関節痛、
だるいなどの
全身症状になってくるのよ。
場合によっては吐きけや嘔吐、
下痢、腹痛などの胃腸症状もでるわ。
治療は?
まだ、風邪には
特効薬がないわ。
だから解熱鎮痛薬、鼻水を止める薬、
下痢止め、せき止めなど、
対症療法と抗生物質で
細菌を退治する治療がメインになるのね。
とりあえず安静にする。これがとっても大事よ!