正式には
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
と言って皮膚がやけどのように
ズルッとむける重篤な病気よ。

主に3歳以下の幼児に
秋~春に多くみられる病気ね。
黄色ブドウ球菌に感染した部分から、
菌の出す
“表皮剥離毒素”
が全身に回って起こるのよ。

アトピーや虫刺されをかきこわした部分から
菌が感染するケースがもっとも多いらしく
この病気は進行も早いらしいわ。




突然38度以上の熱を出して、
目、口、鼻の穴のまわりが赤くなって、
やがて水疱になるの。

わきの下、股など
リンパ節のあるところが赤く炎症を起こし、
首やわきの下なんかの擦れやすい部分から
皮がむけはじめてしまうんだけど、

かなり強い痛みがあるんですって!!


この病気は気になる症状があったら
すぐに病院行かなくてはダメよ。

通院や自宅でのケアで治る病気ではない
の。

皮膚の症状の他に
目やにや鼻、のどの粘膜から
黄色ブドウ球菌
見つかればSSSSという診断がつくんですって。

入院して抗生物質の点滴を受けることがメインで
その他、皮膚の炎症部分には抗菌薬で
治療するようになるわ。

この病気はちょっと怖い病気のような
感じがするけど適切な治療で
きちんと治る病気だからあまり慌てないで。

皮膚症状も、時間は時間はかかるものの
あとを残さず治す事ができるんですって!

とにかくおかしい!と思ったら
すぐに病院へ行くことが大事よ!